うさ・ねこ・ぞう

日々の記録.おすすめのもの,楽しかったこと.

高専と大学の卒研の違いとかの思い出

ここ最近は,博士学位論文を書くために,ずっとパソコンの前に座りっぱなしです.

毎日書いてはいるものの,ここ数日でようやく尻に火が付いたという感じで,あわあわと急いで書いています.しかし進みは遅いです….

いつものことながら,追い詰められないと集中しない癖をどうにかしたいものです.

 

そんな日々でふと思い出したのが,高専から大学に編入して研究室に配属になったときのことです.

何よりも驚いたのが,「丸一日研究室にいる」ということでした.

 

高専生は5年から卒業研究が始まるのですが,5年になっても当然のように毎日朝9時から夕方17時まで授業があるので,卒研は平日17時からと土日でやっていました.

当時は有機化学の研究室にいたので,朝早く来て合成を仕込んで,一日の授業が終わったら合成の後処理(洗浄・再結晶・エバポ)をして,土日にまとめて測定(円二色性スペクトルを測定しまくるテーマでした)をするような日々だったと思います.

あと前期は学生実験もあったので,レポートも書いてました.後期は授業がない日もあったかな?

とはいえ,まわり(別の研究室や学科の子)がみんなそんな感じで授業と研究を両立しているので,特に大変とは思いませんでした.

むしろ先生の指導が的確だったので,卒研発表が終わった時点でほとんど卒論も終わっていました.

なので基本的に卒研は楽だったなあという印象が強いです.

 

それなのに今となっては,締切に間に合うかどうかのぎりぎりまで論文を書いている始末….退化しています.

高専の時ははじめての研究だし,研究できる時間もそう多くないしで,先生から言われていたことについていくのが精一杯で,あっというまに一年が過ぎてしまいました….

なので,最適な研究の進め方を体験できた(と今になって気づきましたが)のに,いざ自分で研究を進めていくぞ!となっても,うまくできないものですね.

ということで,大学に入って研究室に配属になったら,丸一日を自分の好きなように過ごせるようになってしまって,当然のことながら堕落してしまいました….

とは言っても,卒業ぎりぎり!とか,ひきこもり!!みたいなとこまで堕落したわけじゃなく,よくいる大学生レベルですね(これもどうかと思うけど).

平日気分が乗らずにサボったり,朝寝坊したり….

これは大学から一人暮らしを始めたのも大きな原因かな.あとは研究室が結構放任気味だったというのもある.

実験しないで遊んでる日があったり,月報の締切を過ぎたり,報告会直前は徹夜に近い状態だったり….

ともかく,絶対に高専生時代の卒業研究の方が,時間の使い方がうまく,研究を効率よく進めていたと思う.

 

一方で,大学に入ってから,研究楽だわ~~とか思えたことがありません.

これは何でかなーと思って…自分の頭で考えているからかな?と,思いました.

実験して,得られた結果を考察して,次どんな実験をやるかを決めて,たまに先生とディスカッションしたりで,その間に学会に出るかどうかを考えたり,論文書いたり,今日何食べようかとか,洗濯しなきゃとか買いもの行きたいとか,毎日,毎週,毎月いろんなことを考えて実行する.

 

疲れます. 

 

高専のときに卒研大変だったな~と思わなかったのは,自分で考えてないからだろうなあと思いました.

先生に言われたとおり進めておけば良かったので,忙しくても楽だったのだと思います.先生からの指示があるので,今週はここまでやっとけばいいだろうという目標値みたいなのも見えてたんだろうな.

高専生と大学生の違いはここかな?

「自分で好きに出来る時間の量」.

自由って難しい.

自分を律するというのは本当にむずかしい.

でも,選択肢を与えられることというのは,ほんとはとても幸せなことなんだな.

 

最後の学生生活,自分の好きなだけ,好きなように,後悔ないように過ごしたいと思います.

まずは博士論文のクオリティを自分の満足行くレベルに仕上げたい.

そんでもう一本(か二本)論文書いて通したい!

 

 

………最後に,内定式で「そんなことしてて楽しいの?」って言ってきた文系学部生(たぶん)女子へ.

 

楽しいよ!!!!!!